ドキュメント東日本大震災 そのとき薬剤師は医療チームの要になった
水曜日, 10月 26th, 2011東日本大震災では被災地の医療の混乱も深刻な問題になりました。本書はその混乱のさなかに薬剤師が果たした役割を石巻でのドキュメントをはじめ地域別(宮城県・岩手県・福島県・千葉県)の医療関係者へのインタビューを中心にまとめたものです。
震災直後から薬剤師の果たした役割の大きさがよく理解できる他、これからの地域医療における薬剤師の果たす役割を示唆している部分もある書籍だと思います。
岐阜県の薬剤師さんの「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」という薬剤師法の第一条の理念のもとにというところはグッときました。
震災後は一部の処方薬が品薄状態になるなど全国の薬剤師さんが何らかの影響を受けたと思います。今後いつでも大規模災害は起こりうるので「そのとき」のためにも一読しておく価値があるのと思います。
また今自分の仕事に迷いがある薬剤師さんにとっては将来を考える一冊になるかもしれません。